講習会

プロフェッショナル

雪崩業務従事者レベル2

雪崩業務従事者レベル2は、レベル1を受講後、現場経験を積んだ方が受講する専門プログラムです。プログラムは3つのモジュールで構成されています。受講にはJAN正会員であることが必要です。

内容

Module 1

雪崩対策の現場で必要となる心理学的な側面に焦点を当てた3日間のコースです。雪崩ハザード評価や予測のプロセスにおけるバイアスだけでなく、適切な意思決定に影響を与えるストレスのマネジメントや、危険な現場で働く同僚とのコミュニケーションやリーダーとしての資質など多岐に渡ります。安全管理業務に関わるヒューマン・ファクターを心理学の専門家と一緒に実際の事例を用いながら学び、演習します。

Module 2

試験コースであるModule 3に進む準備がでてきるか、ウィークポイントはないかなどを確認するための3日間コースです。Module 1の内容の現場適応を含め、Module 3における重要箇所のチェックがなされます。受講生には講習後に建設的なフィードバックがなされ、それに取り組むことがModule 3の受験には必要となります。

Module 3

総合的な雪崩スキルを有した人材であるかを査定する6日間の試験コースです。雪崩ハザード評価と予測に必要となる各種データの観察と記録スキルが十分にあることを前提に、ハザード予測に基づくリスク評価を適切かつ的確に業務に適応できているか、それをフィールドで実現できているか、また、チームにおけるリーダーシップやリスク・コミュニケーションを発揮でてきているかなどが査定されます。
詳細はプログラムの構成要素(PDF)をご覧ください。

Module 3受講者は以下を満たす必要があります。

  • JAN正会員
  • 雪崩業務従事者レベル1を所持
  • AvSAR協議会の上級コースを受講済
  • CPDポイント70以上
  • 雪崩業務従事者レベル2所持者からの推薦状
  • Module 2で提示された課題を終了していること
  • 過去2シーズンで雪上での実務日数が100日以上
  • 過去3シーズンでJAN「掲示板」の投稿数が45以上
  • テストまたはフルスノープロファイルデータ30以上

日程

Module 3

日程
2025年2月16日(日)~21日(金)
場所
道央地区(北海道)
募集
8名
締切
定員に達し次第、あるいは2024年10月31日
準備
受講生ガイダンスをオンラインで実施(2024年11月6日20時~21時)
料金
15万円
補足
料金に宿泊、食事、交通機関、スキー場リフト代は含まれません。受講生は、自分自身で会場やフィールドまで移動手段を用意する必要があります。

申込

申込手順は以下となります。

  • 申込フォームから基本情報をお送りください
  • 基本情報を確認の後、事務局から講習会に関わる追加情報をメールでお送りします。
  • 受講料の振込は、すべての情報の確認が取れた後となります。
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