プロフェッショナル
雪崩業務従事者レベル1コースは、山岳ガイドやスキーパトロールなどアウトドアの現場で働くプロフェッショナルに対して基礎訓練の機会を提供します。コースは一週間に渡り、雪崩現象、山岳の積雪特性や地形理解、気象や積雪データの採取と記録、雪崩ハザード評価およびリスク管理、そして捜索救助などを学びます。
トレーニングスクール・プログラムは、受講生が冬季アウトドアの現場において、雪崩安全対策に従事する人材として求められる水準の知識や技能等を有しているか、そしてまた、それを状況に合わせて適切かつ効果的に適応させることで、許容可能な範囲に雪崩リスクをマネジメント可能であるか、その能力を査定します。レベル1を受講する時点で、受講生は一般レクリエーショナル水準の知識や技能があることが前提です。レベル1とレベル2は、連続性のある全体設計されたプログラムであり、レベル2取得者を雪崩スキルある人材としています。
詳細はプログラムの構成要素(PDF)をご覧ください。
申込者は、以下の条件を満たす必要があります。
この一週間の訓練コースは、理論を学ぶ座学が40%、現場適応のフィールド実習が60%で構成されています。コースの評価は筆記試験と練習問題、フィールドブックの記載、技能試験とフィールド・ディスカッションを組み合わせて行います。コースにおける評価区分は以下の6項目です。
合格条件
コースの日々の予定はサンプル・スケジュール(pdf)をご覧ください。
受講生はバックカントリーツアーを実施可能な装備が必要です。また、それらの使い方に慣れおく必要があります。詳細は装備リストをご確認ください。
装備リスト(pdf)
申込手順は以下となります。
日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。