講習会

レクリエーショナル

アドバンス・セイフティキャンプ(ASC)

BSCとAvSAR基礎コースを既に受講しており、フィールド経験が豊富な方を対象にした3日間の上級講習会です。より実践的な地形理解やグループマネジメント、そして雪崩ハザードの評価プロセスを学びます。

3日間ともフィールドツアーを実施しますので、積雪の空間的多様性の厄介さを知り、より一層、地形に注意を払った行動マネジメントが重要であることを理解できるでしょう。プロコースである雪崩業務従事者レベル1の取得を目指す方やグループリーダーにお勧めしたい内容です。

開催概要

  • ASC登山・湯沢 1月22日(月)〜24日(水)定員に達しました
  • ASC滑走・武尊 2月14日(水)~16日(金)定員に達しました

湯沢は登山(歩き)、武尊は滑走と、用具でコースを分けてあります。

募集
12名
締切
定員に達し次第あるいは講習開始一週間前まで
料金
35,000円(講習料のみ。宿泊・交通は各自の手配)
補記
料金に食事や宿泊、交通機関、スキー場リフト券の費用は含まれていません。受講生は、自分自身で会場やフィールドまでの移動手段を用意する必要があります。

講習の目標

  • 雪崩地形で安全なルートを選択できること
  • 雪崩地形でのグループマネジメントの方法を理解すること
  • 積雪の不安定性を把握する際の原則を理解しており、説明できること
  • 雪崩ハザード評価の概念と評価プロセスを理解すること
  • 知識と経験に照らして行う雪崩地形における行動判断のプロセスを理解すること
  • 「雪崩情報」の適切な利用の仕方を理解すること
  • 「雪の掲示板」の適切な利用の仕方を理解すること
  • 効率的かつ効果的な小グループでの捜索方法を実践できること
  • 大規模な捜索救助の基礎を理解すること
  • 判断には人的要因が係わっていることを認識すること

講習の内容

フィールドと座学で行う主な内容

  • 重要データの収集と記録
  • 雪崩ハザード評価と予測
  • 雪崩情報と留意すべき雪崩
  • 雪崩ハザードと地形認識
  • 状況認知とリスク軽減行動
  • グループマネジメント
  • 捜索救助のシナリオ

装備

  • デイツアーが実施できる装備
  • ビーコン、プローブ、ショベル
  • 積雪断面観察セット
  • 筆記用具

COVID-19への対応

受講生と講師の健康および安全はJANにとって重要事項です。よって、政府の基本対処方針を参照しつつ、COVID-19の感染を減少させるための工夫をコース運営において実施します。

ご不明な点はお問い合わせフォームをご利用ください。

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